さて、今日は先日いただいたご相談をシェアしたいと思います。
相談の内容はこんな感じです。
「今日はあるテニスクラブのオープン試合に参加しました。
結果は3位トーナメントの二回戦敗退(タイブレ5-7)。
結果はともかく・・・。
試合後に私が自分のペアを見ている(ボールを?)のを指摘され、「他にあんな風に見ている人はいない」とか「あんな風に見てるから反応が遅くなって、とれるボールもとれてない」とか、集中攻撃されました。
もちろん、ペアからも・・・。
私なりに説明しても、お察しのとおり全然わかってもらえず・・・。
全員私より経験のある方ばかりです。
私自身がもっと皆より抜きん出て結果を出したり、上達すれば、そんなことも言われないのでしょうけれど。
なかなかそうもいきません。
こんな風に感じることをどう自分で消化したらいいのか?わかりません。」
いかがでしょう?
あなたはこんな事でお悩みではないでしょうか?
実はこのような質問や相談は非常にたくさんいただきます。
と言うのも、フィーリングテニスの指導内容は、かなり常識とは違います。
常識と真逆と言っても良い事がたくさんあります。
ですが、フィーリングテニスの指導方法は全て検証済です。
理想論や机上の空論ではなく、高確率で結果(上達)が出た方法だけを紹介しています。
ですから、自信を持って取り組んでほしいと思います。
ただ、先程も言ったように常識とはかなり違うので、常識的な方達から攻撃される事も少なくないんですね。
ですから、このようなご相談が本当によくいただくのです。
ちなみにこの方には私はこのようにお返事させていただきました。
「こんにちは!
周りからの指摘。
これは本当に良くある事ですね。
みんな困ってます(笑)
ですが、周りが○○さんにいろいろ言ってくる本当の意味を考えてみてください。
○○さんの事を本当に大切に思っている?
それとも、自分が思っている事を押し付けている?
私は前者だとは思っていません。
ただ、自分が信じていることや正しいと思っている事を押し付けているんです。
口では「あなたの事を思って」と言っていますが(笑)
本当に○○さんの事を信じて、思っているのなら、○○さんの感性や考えている事を尊重するはずです。
ちなみに、一流選手の親や周りの人たちはみんな選手の感性を大切にしています。
逆に周りからとやかく言われると選手はすぐに潰れてしまいます。
私自身もよく葛藤があります。
自分の考えている事を押し付けてしまいそうになる事が。
その度にプレーヤーの感性を大切にするように自分でブレーキをかけます。
自分で言うのもナンですが、これはそんなに簡単な事ではないんです。
知らないうちに、自分を押し付けてしまうからです。
かなり客観的でないとそんな自分に気が付けないんですね。
ですから、多分○○さんの周りの方は自分の考えを押し付けたいだけだと思いますよ。
もちろん、悪気はないのですが。
あとは○○さん自身がどうするかですね。
簡単な事ではありませんが。
「アドバイスありがとう♪」
「でも私のテニスだから後悔しないように私のしたいようにするわ!」
と言う空気を周りに発信できれば、周りは何も言わなくなりますよ。
がんばってくださいね」
私はこんなお返事をさせていただきました。
周りからのアドバイスって、実はとても危険なんです。
自分自身で上手く取捨選択する必要があります。
以前、一度このメルマガでも紹介した事があると思いますが、世の中にはエネルギーバンパイアやドリームキラーが周りに「ウヨウヨ」います。
そのアドバイスを素直に受けてしまうと、結局は自分のエネルギーを吸われてしまいます。
くれぐれも、自分のエネルギーを吸われないように注意してください。
その為には「ありがとう!♪でも自分のテニスだから、自分の思うとおりにプレーするわ!」
こんなスタンスがおすすめ。
「放っておいてください」となると角が立つ事もあるでしょう。
ですから、ニコッと笑って、自主独立してください(笑)
そうすれば、周りは不必要に干渉してこなくなりますよ。
本日のお話は以上です。
いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。
フィーリングテニス
戸村基貴
写真提供:小林一仁(zonephotography)
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