パッシングショットが上手くなる秘訣

テクニック解説
この記事は約3分で読めます。

こんにちは!
フィーリングテニスの戸村です。

今日のお話はパッシングショットについて。
先日、実施した練習会でパッシングショットを打つ練習をしたのですが、こんな感想をいただきました。
非常に参考になるのでシェアします。

「今回もお世話になりました!
いつも通り楽しく笑い倒せた上に、今回はいつも以上に気づきが多く、実りの多い大阪訪問でした。

パッシングの練習、セルフトークしている時としていない時、或いはセルフトークの内容に応じた結果が出るということ。
今までは、いろんなことをしゃべったり考えたりする自分には気づいていたんですが、その内容に応じてどんな結果になるか、よく解ってなかったんですね。

・セルフトークしていない時⇒なんか解らんけど、あっさりパスが抜けていく
          (或いは、ボレーで捕まっても次の対応を体が勝手にしている。)

・セルフトーク『あそこを抜いたろ!』⇒ソコソコのところへボールは飛んで行くものの、ボレーで捕まる。
      (ソコソコのところへ飛んで行ったことで『抜けた』と先走った判断をして次の対応ができない。)

・セルフトーク『あそこを抜い、、、いかん、いらんこと考えてる。ボール観な。。。』⇒ネットorオーバー

ボールを打つ時の状態に応じた結果は、ほぼ9割方、上記の通りだったと思います。
解ってはいるつもりですが、やっぱり、セルフトークしている時はロクな結果にならないですね~(^^;
これを体験できたことが、今回の中で一番でしたね。」

さて、いかがでしょう?
ちなみにこのコメントかなり高レベル。

自分を客観的に感じる事ができています。
このような自分の変化に気づく事ができると自分をコントロールする事が上手になります。

当然、それに伴ってテニスのレベルも上がります。

ちなみに、パッシングショットのレベルを上げるには「なんか解らんけど、あっさりパスが抜けていく」
この経験を繰り返す必要があります。

力技ではない、本当のパスは、「どうして?あのボールが抜けて行くの?」
こんな感じです。

それは相手の隙を突くからです。
例えば、ボレーヤーの意識が右にある時、右に厳しいボールを打ったとしても、ボレーヤーは対応します。

ところが左にボールを打つと?
普通のボールでも対応が出来ない、または遅れる。

相手の隙とはこんな物です。

パッシングショットを磨くにはこの隙を感じる事が大切です。
それには自分から発信、つまり、「右を抜こう」とか「左を抜こう」とかを意識している状態では感じる事ができないのです。

何も「考えない」「意識しない」、無の状態の時、自然と相手のいないところにボールが飛んでいきます。

さて、本日は以上です。
今度の練習では、どこも狙わずに、感じるままに打ってみてください。

相手の隙を突くことができれば、「良く解らないけれど。。なぜかボールが抜けて行く」
こんなボールが打てるはずです( ̄ー ̄)ニヤリ

いつも長文お読みいただいて本当にありがとうございます。

フィーリングテニス
戸村基貴

コメント

タイトルとURLをコピーしました